CMにはいつもひとことある私

最近、とっても愉快じゃないものがあって
「ダブ」のモイスチャーシャンプーのCMなんだけど、
「キッチンで働いているんですけど」
「髪を、こうしばるんですけど」
とかなんとかいってる女の人がいて、最後に
「それがダブだとこぉんな感じ?」
「いいぞぉって、ふふふ」
ってテンションのあがりきらない
無理矢理いわされたみたいな口調でしめくくる。
それを聞くたびに
「あ〜今日もこんなCMにつきあってしまった」自己嫌悪
「あ〜無理矢理台詞いわされちゃってるよこの人」憐憫
「あ〜こぉんな感じ?って誰へのクエスチョンだよ」訂正欲
などなど、様々な感情が複雑に入り交じり、心かき乱されるのです。
そういう意味ではCMとして立派に機能を果たしていると思いますよ。
思うけどー!
なんだかむかつくのです。
私がこの世で知りたくてたまんないもののひとつに、
番組とCMの関係があります。
「CM並び変え業」がもしこの世に存在するのなら
是非是非くわしい話がお聞きしたい。
どういうこころざしで、何を思ってやっているのか。
その職業につくにはどんな知識や資格が必要なのか。
とっても聞きたい。
わかりやすいものはいいんです。
わかるから。
主婦がみるような生活知恵番組ものに
洗剤とか洗濯機とかおむつのCMがはさまるのはオッケー。当然。
こんなのは「CM並び変え業」の真の仕事ではないはず。
だから、例えばこんなの。
最近だったら、素人の整形美女が出てくる番組で
「さぁ、では、整形後の○○さんに登場してもらいましょう!
その前にいったんコマーシャル」
ってCMへいった時に、
ゴシップ誌で整形疑惑がささやかれている
某女性タレントの顔がアップでバーン!ではじまるCM。
そんなことやられると
「また、あなたたちの仕業ね!やったでしょ!白状なさい!」
ってうれしくなってしまう。
でも彼等の仕事はこの程度にとどまりません。
素晴らしい仕事のひとつを、私は発見したことがあります。
深夜に「バチェラ・パーティ」(だと思う)という映画を
意識半分ぐらいの状態でうとうと見ていた時のこと。
トム・ハンクスが主演でまだ初々しい彼が見られる古いアメリカ映画です。
女たちが、結婚前に女だけでパーッとやろうってことで
メンズクラブ(ホストクラブ)みたいなところへいくんだけど
そこのマッチョな従業員さんが、
自分のナニを皿にのっけてホットドッグにはさんで、
女たちへ「ヘイ、ホットドッグお待ち」っていって出すシーン。
決して、やらしい映画ではありませんよ〜
単なるコメディですよ〜〜(汗)
ホットドッグを頼んだ女は
「あら、変だわ、このホットドック、お皿からとれないじゃないの!」
とかなんとかいってホットドッグを引っ張るんですが、
ここで!
急にCMがはいったんです。
それは、バイエルンソーセージのCM。(多分)
おいしそうなソーセージがこんもりとざるにもられて
何の前触れもなく登場だ!
さぁ、どうする!
私はあまりの衝撃にすっかり目が覚めましたね!
CMのナレーションが始まって、あ、これはCMだと気付いたけど
映画の続きだと思って見てたから、わずか2秒ぐらいの間に
そりゃまぁ私のことですから、
アメリカンジョークの知識を総動員して、
それはそれはいろいろな想像をしてしまったのです。
偶然にしてはできすぎている!
スポンサーは絶対怒る!
あぁ、知りたい。
人々のサブリミナルを刺激するCMの並べ方を!
それがうまくいった時、「CM並び変え業」の人たちは
オンエアをみてガッツポーズをしたりするんでしょうか。
スポンサーから彼等が個人的に非難を浴びないように
テレビ局から大切に守られている極秘任務に違いない。
本人たちもアイマスクとヘッドホンで
職場に連れてゆかれるのかもしれない。
だって、その人たちこそ、
テレビを本当に楽しくする最後のかぎを握っているから。
それぐらいすごい人たち。
会いたい‥。
LOVE YOU ‥。
