大仏グミを食べる


おもちゃみたいに
きれいな色のゼリーに弱い。
どうも弱い。
写真は喫茶ソワレのミルクゼリー。
今までで一番感動した。


moscake.jpgモスバーガーのコレも好き。
きれいだからって、
きれいな味がするわけじゃないけど、
見た目がいいのはいい。

見た目は大切だ。
この本読んだ?
「人は見た目が9割」
人ではなくても見た目は大切。
もしかして、私にとって
「キャッ!かわいい!」の基準は
特に青や緑のゼリーなのではないか、と思う。

これは鎌倉の大仏グミ。
店先にあった青い色に惹かれて、
近寄ったら、大仏グミだった。


大仏は茶色のほう。
大仏は茶色でしか作ってないらしい。
青いのは、江ノ電の形。

色でいったら青が魅力だけど、
大仏と並んじゃったら、
色で好き嫌い言ってる場合じゃない。
青よりも大仏が食べてみたい。

大仏を食べる、って…どんな気持ち?

お!
おみくじになっている。
「吉」

大仏を食べると、
写経をしたり、念仏を唱えるよりも、
ご利益がありそうな気がする。
本当にそうだったら、昔の人が大仏食品を作っているだろう。
ドラえもんの暗記パンがあったらいいな、っていうのと同じ感覚だとして、
そんないいもの、みんながこぞって作るだろう。
でも、歴史で「大仏食品の普及」なんて聞いたことがない。
ということは、大仏を食べるなんてとんでもない!
というほうの流れになっているのだろう。

しかし、21世紀。
グミになっちゃったよ。
数ある食品の中で、よりによってグミなっちゃったよ。
グミってふざけた名前だよ。

大仏グミ。
いただきます。
大仏はグミになっても笑顔は素敵だ。

ねばっこいグミ。
煩悩の数々がグミに吸着してゆく。
にゅるにゅるとかみくだいてゆく。
大仏と私、今、一体化してる!

gumipaku.jpg
大仏グミは
ほんのりトイレ味だった。