洋服買いましょう?


最近のお気に入り
チェブラーシカのマトリョーシカ


いやー!毎日へとへとです。
今日の午後は、新宿にビルがある大企業へ
打ち合わせに行きました。
30階建てぐらいの。


中へはいったら、
ビジネスマンやビジネスウーマンがたくさん。
私と妹は、今日、二人とも、
とてもうっかりした格好をしていて、
ボンボリのついた帽子までかぶっていたんです。
私は、自称北欧の女の子系でまとめてあって、
ピンクのセーターに、チェックのロングスカート。
妹のコンセプトは多分、カナダの狩人。
ラクダ色のジャケットに古着風ジーンズ。
おまけに妹はノーメイク。
(一番最後にスケッチ画像あります)

一番小さいのはネズミ?


二人とも、北国生まれなので、
どんな小春日和でも、2月ならば厚着が原則です。
今日の東京の気温は15度もあったのですが、
北国の女達はしっかり着込んでいました。
ところが、最近のオフィスビルっていうのは、
まるで初夏のような暖かさなのですね。
今日は午前中も別のミーティングがあったのですが、
午前中の会社も同じような暑さだったのです。
「暑いよ。」
「暑いね。」
二人とも湯気をあげながら、混雑したエレベーターへ。
まわりはスーツの人ばかり。
今日は、違う階で就職説明会も行われているらしく、
リクルートスーツの集団もいました。
刺すような視線が痛かったのですが、
(この会社、ちゃんとしてると思ってたけど、
 こんなラフな人種も出入りするんだな。大丈夫かなぁ。)
という戸惑いが感じられました。
妹と、ああいうスーツを来た事ある?
ないない、みたいな話をしましたが、
大人として、ちょっとはいい格好もできたほうがいいよな、
と思いました。

まさに米粒大
・・を絵に描いたような!


暑かったのは、オフィスの室温のせいだけではありませんでした。
このビルまで、新宿駅から小走りで歩いてきたからです。
午前中の打ち合わせが長引いたせいで、
東京ハイジはお昼を食べる時間がなかったので、
新宿で一番ナウい(と思っている)サンドイッチ屋「鞍馬」で買って、
すきあらば、歩きながら食べようとしていました。
ところが、打ち合わせの時間がせまっているというのに、
ビルの場所がわからない、と妹が言い出したのです。
(この打ち合わせは妹の仕切りだったので、
 私はビルの場所がわからなくて当然でした)
妹は片手に地図、片手にサンドイッチを持って歩いていました。
二人は時々、道の真ん中で立ち止まっては、
ここじゃない、あっちじゃないと、
サンドイッチをふりまわしながら、話していたのです。
東北弁で。
それを見かねた、通行人のお兄さんが、
「大丈夫ですか?何か迷ってますか?」
と声をかけてくれたのですが、
東京ハイジ二人はそれを(冷静に考えるとあり得ないんですけど)
「ナンパ」と勘違いして、無愛想に「いいです」とあしらったのです。
よくないのに。
「なに?今の。ナンパだよね。」
「あーやって、都会の人は弱みにつけこんでくるんだよ。」
あのお兄さんがこの会話を聞いたら、絶句していたことでしょう、
二度と、道に迷っている女なんか助けるもんか!
と思ったことでしょう(泣)
「若葉が、いなかっぺだから声かけられるんだよ。」
「えっ!?そういうことなの?」
「地図もって、サンドイッチもって!
 おのぼりさん以外のなんだって言うの?」
東京ハイジは、上京したての雰囲気を、
このように今も新鮮に保っています。
まるで冷凍保存していたかのように。
果たして、いつまでもそれでいいのでしょうか?
そう思ったりもしますので、時間があったら、
新宿のオフィスビルで打ち合わせる用の
シティ派の服を買いにいこうと思っています。
そんな私の別の顔が、ラジオDJ(?)なのですが、
今月号が本日、更新になりましたので、
是非、聞いてください。
月いちトモコサン

リアル東京ハイジ
スケッチ