GWのこと

昨日の子供の日は15時ぐらいまで仕事して、
その後は、天気が良かったので散歩がしたくなった。
電車に乗ってついたところが自由が丘。
自由が丘を散歩する。
散歩中にみつけたハーブのお店で、
いい匂いのするバジルを売っていた。
バジルには申し訳ないと思ったが、
鉢植えを買ってしまった。


うちに来た観葉植物は、ことごとく枯れる。
私が買った、イコール、死、を意味する。
今まで家にきた植物達は気持ちよく枯れていった。
なぜだろう!

いちごなんて、
夢のまた夢だったなぁ…。


先日、幸福をもたらす四葉のクローバーの鉢植えを買って、
家にもってきたら、2時間で枯れた。
この家や、環境のせいではないのでは?と思う。
どこに住んでいても、私は、植物を半年以上育てられたことがない。



ゴールデンウイーク直前には、大きなクワズイモを買った。
こんなに大きければ、枯れるのにも時間がかかるだろうと思った。
また「クワズイモ」という否定的で後ろ向きの名前なので、
逆に、私に向いた植物なんじゃないか、と思った。
まだ、10日ぐらいしかたっていないが、しっかりしおれてきている。
ある意味、順調だ。
見事な植物を、ベランダや室内で、
たくさん育てている方の家に遊びにいったことがあって、
どうやったらこんなに生き生きと育てられるのかきいたら、
コツは全くないという。
そして、アドバイスをもらった。
「枯らしてもいいの。
 それは、悪い気を全部すいとって枯れているの。
 どんどん枯らして、どんどん新しいのを買いなさい。」
というわけで、昨日も、バジルを買ったのだ。
大切に育てて、せめて、2〜3回は収穫したいものだ。

昨日の散歩中に撮った写真
フレンチポップが似合う街
自由が丘にも、
ヘビメタTシャツ派は
いるらしい


散歩中、何枚か写真をとったりしたのだが、
それ以外の時間は、ずっと、サザエさんの顔について考えていた。
サザエさんの顔について考えるきっかけは、
電車で、向かいの席で昼寝をしていたおばさんを、
手帳に写生していた時のこと。
おばさんを描いたつもりが、どうみてもイソノ波平だった。

この絵が発端


本物の波平はどんな感じだったか。
いや、波平は脇役だ。
まずはサザエさんについて考えよう。
波平は、サザエさんの後でいい。
さぁ、主役のサザエさんは一体どんな顔だった?
散歩中、ひらめくたびに、
手帳にサザエさんの顔を描きまくった。

左下のほうにアナゴさん
上のほうにややカツオ


散歩の途中で製菓の材料を売ってる店にはいった。
パイシートや、バニラエッセンス、などを売っていて、
テンパリング用チョコレートなども売っていた。
そこで見つけた「カカオマス」
カカオマス。
実に、サザエさん的ではないか。
これはすごい発見だ。
やはり今日は、サザエさんの日なのだ。

これも散歩中の写真
たぶん、ショッカーの家


しかし、結局、サザエさんの顔は思い出せなかった。
でもカツオの顔のようなものは思い出した。
そして、日付かわって今日。
何をしていたかといえば、やはり夕方までは仕事で、
夕方に、今日で閉店するお気に入りの喫茶店をしめにいった。
ケーキも魅力だったけど、
ここの紅茶のリラックスブレンドの香りは、
ため息がでるほどいい匂いなのだ。
閉店なんて、本当に残念だ。



今日で最後だというのに、客は、我らを含めて、二組しかいなかった。
来るのが遅かったので、ラストオーダーの時間が近づいていた。
すると、ケーキのテイクアウト目的で訪れた男が一人。
レジで「残念です」という話を店員さんとしている。
あの人も常連なのか…。
…と思って顔をみたら、昔の知り合いだった。

わたしの一押し
なごみモンブラン


そのあと、その人と、おたくも常連でしたか!
というような話を長々とした。
ここが無くなったら、今度はどの喫茶店がいいですかねぇ、
という話などをひとしきりして別れた。
本当に残念。
我々は、この喫茶店の最後の客だった。
特に店員さんには何も言わずに、店を後にしたが、
私がここが好きだったということは、
店員さん達は、きっとわかってくれていると思った。

そういや、
なぜかアスパラが
一本だけ異常に長く
育ったことがある

それはそれで不思議なんだな