おいで地の底


iTunesStoreで東京ハイジの作品が配信されました。
ミュージックビデオ形式です。


長かったー!
これ、本当は去年の秋に配信される予定だったんですよ。
面倒な手続きがいろいろあって、こんなに伸びてしまいました。
iTunesStoreでなんかやるのって大変なんですね。
このプロジェクトは三部作で計画をたてていますので、
あと二作、早く皆さんにお披露目できるようがんばります。
今、残り二作のレコーディング準備で大忙しです。
ボーカルは、澤田真理さん。
mokaというバンドでボーカルをやっていて、
作詞作曲もできる将来が楽しみなアーティストです。
いろんな歌い方ができるのが魅力で、
今回「わる〜い感じで歌ってください」というリクエストも
見事にこなしてくれました。
ありがと。またよろしくね!
この曲は、実は、私が大学の頃に作った曲なんです。
それを新しくアレンジし直しました。
世に出すのは初めてですが、私にとっては復刻です。
「おいで地の底」は自分だけのための音楽をやろう、
と思って作ったはじめての曲です。
内省的な歌詞は、この頃からだったらしく、
今の私の作詞の原点となっています。
今だったら絶対やらないようなこともしちゃってます。
歌詞の主客がごっちゃまぜなんです。
だから混沌としちゃってるんですよねぇ。
ところが、これに妹ハイジが映像をつけてくれたら、
ただの混沌が、すっきりした混沌になって、
これってそういうことだったんだ!と
自分でも初めて気づく始末。
自分が作ったどろどろした世界を、
妹の解釈で観たら、とても新鮮だったってこと。
妹ハイジのダークサイドは私のよりすごいですから。

妹ハイジ
ダークサイド


これも余談ですが、大学の頃、私は、
アングラ映画が好きだったんです。
中にATTACK OF THE KILLER TOMATOESという
映画がありまして、殺人トマトが人々を襲う恐怖映画で、
内容はともかく、テーマソングに、私はとても感銘を受けたんです。
今聞くと単なる軍歌調の曲なんですが…。
当然、こういう曲調のを作りたいなぁ…となります。
で、出来上がったのが「おいで地の底」だった…はず!
はず…。

マーズ・アタックの元になってるらしい


元曲からあまりに遠くへきてしまったので、
本当にそうだったかどうかもあやふやなんですけど、
そのはず、です。
結果的に「おいで地の底」は自分でもすごく気に入っていたので、
今回、何十年ぶりかに復刻させてみたというわけです。
是非ダウンロードして聞いてください。
300円です。
iTunesStoreへはこちらクリック東京ハイジ