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2004年09月28日

ブイヨン先生って…

そうか…最近の教師ってのは廊下に立たせたりしないんですね。
ブイヨン先生は、まっすぐな廊下は子どもの心もまっすぐにする!と
信じている先生で…、コバ〜ルはしょっちゅう立たされています。
でもみんなに愛されている教育熱心な先生、それがブイヨン先生。
お上品な先生です。

私は、運悪く相撲レスラーのような体罰教師のクラスだったので、
散々な小学校時代でした。
竹刀を持って学校を歩き回り、
気に入らない生徒はそれでヒザの裏側を殴られるという!
友達は何人か病院に送られました。私も相当殴られたね〜。
おまけになまけもので授業にこないので、
私が教壇に立ったこともあります。
…あっ思い出したら殺意が!

先生自体に魅力があるかどうかっていうのは大事です。

私が好きだった理科の先生は、
ヒゲも頭もボサボサなんだけど、理科が本当に大好きで、
休み時間でも外のグラウンドで虫を調べてたりしました。
生徒の誰よりも実験に夢中で、きらきらとしてました。
先生がそれほど夢中になるものなんて、
よっぽどおもしろいものなんだろうと
わくわくしたもんです。

ブイヨン先生も、先生自体にきっと魅力があるんでしょう。
間違いありません!


投稿者 wakaba : 21:18 | トラックバック

住民誕生

コバ〜ルの先祖のことはうっすらおぼえているんです。
確かいっとう最初は、顔がインド風のカレー大王で、
頭にターバンをまいてました。
これはえいごリアンのゲームに最初に登場しました。

その後、カレー好きな友だちをモデルにして、
そのインド王はオレンジのアフロヘアーになり、
子どもになり、ペットができて、友達に囲まれ、彼女、両親、
その他大勢・・がどんどんうまれてきたのです。

キャラクタを作るときは、2種類あって、
ひとつには突然ひらめくもの。
これは一人で駅まで歩いているときか、読書中などに
毛がはえるようにぼっと思いつきます。

もうひとつはみんなの意見をざっくりと聞いて作り出すもの。

で、コバ〜ルたちは前者と後者がいりまじってできた
実に深くて広いワールドです。
キャラによっては、どうやってこの色にしたのか、とかこの髪形なの?とか
全然覚えてません!!!
どうも、みんな最初からそこにいたようなんです。
それを私がひとつづつ思い出してかいてあげた、ようです。

だからアニメには登場しないけど
カレー王国の住民は他にもたくさんいるのです。
アニメ出演を許されなかった住民たちについてはまたこんど。


投稿者 wakaba : 07:46 | トラックバック

2004年09月22日

男子いじめ

それまでぼっちゃん頭だった男子が、
突然五分刈りで学校にきた。
それ以来、私は、朝教室に入ると、まずその子のあたまをぞーりぞり。
まるでベルベッドのように、
方向によって、手触り感が違うのだ。
もちろん、さかぞりがいちばんクル。
何度もやっていると、手がふわふわしてきて
麻酔をうったようになるのだ。
(健康サンダルはいたあとの足裏みたいに)

休み時間ともなるとまたじょーりじょり。
掃除の時間もじょーりじょり。

でも「やめて!」って言われた記憶がないから
きっとその子もコバ〜ルのように耐えていたんだろうな…。

本当に悪いことをしました。
トラウマになっていませんように。

次回はコバ〜ル誕生秘話。


投稿者 wakaba : 23:58 | トラックバック

コバ〜ル裏話2

コバ〜ルはりっぱなアフロヘア。
でもこのアフロをかくのが実はとても大変。
ちょっと間違うとオバチャンパーマになっちゃうのです。

そしてコバ〜ルの目。
ただ半開きなだけではありません。
トロンとした黒目の位置にも微妙なバランスがあって、
少しずれただけでめちゃくちゃブサイクになってしまうのです。
そんな顔じゃぁとてもアニメの主人公をまかせられません。

実は私もアフロヘアを描くのがとっても苦手。
ここだけの話し、コバ〜ルをかくときはちゃんと
テンプレートを下にしいているのです。
そのテンプレートは、2年ぐらい前に
奇跡的に上手にかけたコバ〜ルで。
どうやってこれをかいたか今では思い出せません。

でもアニメになったコバ〜ルは、どれもめちゃかわいいです。
こんなクラスメートがいたら、いじめるだろうなぁ!

次回は、私の男子いじめについて。


投稿者 wakaba : 01:03 | トラックバック

2004年09月20日

カレーの国のコバ〜ル名場面1

今日からスタートしました「カレーの国のコバ〜ル」。
たった3分半だなんて短過ぎる〜!
むちょむちょした動き(友人曰く)を楽しんでいただけましたか?

今週から、自分が好きなカットを
ちょっとづつ紹介していこうと思ってます。

キャラクターを作ったのは私で、
お話と音楽はアネハイジでございます。
そしてアニメにしてくれたのはアートランドさんという、
三年前火事で事務所が全焼したにもかかわらず
同じ場所でこつこつとお仕事を続けている、
すばらしきスタッフの皆さまです。

私はこの際だから言っちゃうと絵があまり上手じゃないです。
ビルをかくとゆがむし、町をかくとぐちゃっとつぶれちゃうし、
キャラクターにいたっては、かくたびに顔が違います。
…就職活動でも全敗だったわけです。

だけどアートランドさんはちがう。
きちんと、毎回、同じ顔のコバ〜ルをかいてくださる。
しかも、、、原作のコバ〜ルよりかわいい…!

だから、アニメが仕上がってくるのが本当に楽しみ。

今度は私が初期につくった、
ブサイクなコバ〜ルたちも紹介したいと思います。
よろしくったらよろしく!


投稿者 wakaba : 00:18 | トラックバック

2004年09月19日

ねむりの方法

家の中だけで過ごして5日目だ。

毎日同じグレーのTシャツをだらしなく着ている。
電話がくる。
「明日しめきりのあれはどうなりましたか」
「あの、あれはそのもうちょっとで…できるんですけど」
「…ふぅん。こないだもそう言ったよね」
「えぇ、でも今度はほんとでして」
「…明日も電話するから居留守使わないで」
「ギク。は、はい、あははは」(←使おうと思ってた)
そんな電話の後は、
カメレオンエキスみたいのがわきの下から出てきて
グレーのTシャツに黒いしみがぼとぼと落ちる。
自分では気づかないけど、けもののような匂いを発しているに違いない。


秋と冬ばんざい!
夏なんていらないなー。
夏は人をだらしなくさせるし、丸い汗染みも嫌いです。
こうして風が涼しくなってくると、
体の奥底から歓喜があふれだしてくるのが分かります。
そしてロシアのサイトを巡ります。

こんな季節に思いだした曲がこれ。
「六本木のベンちゃん」
小学生だった当時、200回は聞いたと思う。
ネットでしらべて、桑田佳祐の歌だと今日初めて知った。
ベンちゃん、って人が本当に歌ってると思ってた。
もう一度聞きたい。

明け方眠るのだが、
不安がやってきてなかなか寝つけない。
でもこの頃の私はある方法をひとつ身に付けた。
大きなポケットのついたズボンを想像する。
ポケットの中には数百種類の貝殻が入っていて…
それを指でさわりながら…
どんどん形を確かめるのだ。
想像だから、指だけ動かす。そのうち夢の中に入る。

仕事が終ったら、貝殻をどこかで手に入れよう。
でも想像上の貝殻があまりにすべやかだから
がっかりするのかもしれない。


投稿者 wakaba : 15:54 | トラックバック

2004年09月18日

お部屋改造計画!

壁一面に棚をおいてね…
そこに好きな本とおもちゃをぎっしり並べるんです。
(この仕事が終ったら)

机の向きをかえてね、
ほこりまみれのプリンターたちもこう、こっち向きにして
(この仕事が終ったら)

あと電灯の傘を作ろうと思ってたんだよねー
もう半年も前に材料買ってあるし…

この仕事終ったら…


投稿者 wakaba : 00:10 | トラックバック

2004年09月06日

津波とハイジ

デジ屋台、津波と一緒に、出てしまいました。
「目が細い、声がちいさい」
「ふたりが出たとたんにぬかみそ臭くなった」
「デジモの間にはさまってビジュアル的に厳しい」
・・などなど、厳しいメールが身内からどんどん届いていますが
そうでしょうか。
。。そうですね。

ハイ失礼しましたー!!
でもコバ〜ルはすごくよい出来ですからね、
ほんと、ほんとよ・・・・


投稿者 wakaba : 01:41 | トラックバック