2006年12月16日
携帯で読む絵本「シュテッチ」

美術出版のハッピーグラフィックスという携帯サイト用に、絵本を作りました。ちくちく、ぬいぬいの手芸が好きなシュテッチちゃんの物語です。(文 ササキトモコ 絵 ササキワカバ)
http://happy-g.jp/
こちらまでケータイでアクセスしてください。
手芸はへたでも楽しいものです。この頃では、子どものおもちゃ用に、お手玉を3つ作りました。中には、一度天日干ししたあずきを入れました。ただ…
やっぱりぬいめがガタガタで、その間からあずきがぽろりともれたらしく、ハっと気付いたときには、口の中に入れていました。1歳半。普段はヨチヨチと、たどたどしいふりをしているのですが、口にいれちゃだめなものを見つけたときの素早さといったら…光るものを見つけたカラス並です。一秒後にはモグモグしています。しかも、ニヤリと笑いながら。(さぁ入れたよ。どうするつもり?)もちろんコラーッ!と追いかけます。

手芸屋で売ってる、中に詰める用のペレットって高いんですよね…。以前お手玉を作ったときに、試しに古くなった玄米を入れたところ、遊んでいるうちに米の粉が舞って床が白くなってしまいました。また、黒豆は大きすぎて、ゴツゴツと具合が悪い。
手にもった「ぽふっ」という感じは、小粒のあずきが一番よろしいかと思います。
ところで、シュテッチちゃんですが、みのむしに服を作ってあげたり、てんとうむしの背中に星のアップリケをしてあげたりして喜んでいます。…考えたら余計なお世話です。シュテッチちゃん。
2006年12月13日
小さいおんぶひも

娘の話です。人形の世話を焼くのが大好きで、「ぶ。ぶ。」と言っては、小さいおんぶひもとハンナちゃん(私が縫ったボロボロの人形)を持ってきます。背中にくくりつけてやると、とても喜んで部屋中を歩き回ります。自分がおんぶひもでおぶわれようものなら、泣いて暴れるのになぁ…。そしてご飯。
自分はほとんど食べないでぐちゃぐちゃにするだけなのに、ハンナちゃんには「あーん」と、スプーンであげたり、タオルで口をふいてあげたり、その後は背中をとんとんして寝かしつけたりと、とてもかいがいしいのです。
私のところにきて、「ぱいぱい!」と言うので、オッパイを飲むのかと思って出すと、ハンナちゃんの口にあてがっていました。見ているうちに、自分も欲しくなって、最終的には飲むんですが…。
生まれてたった1年で、こうして世話を焼く小さい人を見ていると、不思議な気持ちになります。人間には、他人の面倒を見る、誰かのために生きることが、本能としてすでに搭載されているのでしょうか。ですが、先週。39度の熱でフラフラしていたときは、ハンナちゃんを抱っこすることはありませんでした。自分に余裕がないと、人の面倒って見られないんでしょうかね。
昨日の夜、娘が寝る前に、「お願いがあります。今、仕事がとても大変なので、今日はなるべく夜泣きを少なめにお願いします。」と丁寧に頭を下げてみました。そうしたら、なんと…8時から1時までぐっすりと寝てくれたのです。その後はまた1〜2時間おきに授乳しましたが、真剣にお願いすれば、通じることもあるんだなぁと思った夜でした。保育園に送るときも、「お母さんはこれから一生懸命仕事をして、生活費を稼ぎます。なので、君も泣かずにたくさん遊んできてください」と、言ってみたところ、とても赤ん坊らしく、「ばぶー!」と返事をされました。
小さいふりをしているだけで、本当はいろいろ分かっているのかもしれません。
では。
本当に仕事がやばいのでこのへんで…
2006年12月11日
ビートマニアの仕事

少し前にやった仕事です。ビートマニアの映像の仕事をいただきました。ゲームセンターにある、リズムに合わせてボタンを押すアーケードゲームです。ラフを見せた後で、「リアルな8頭身キャラで、クールな感じに」と言われたので、即刻断ったのですが、もう締め切りも近く、他の人に頼むのは無理とのこと。リアルも、8頭身も、クールも、私の中にはない引き出し…。
でも、こうなったらやるしかありません。
音楽は、pretty punisher という題名で、歌詞は全て英語でした。全く意味が分かりません。 ですので、pretty かわいい punisher 制裁者 と、勝手に訳して、女の子二人組が、男子的なものを残酷にぶちのめす絵を思い浮かべました。笑いながら凶器を振り回しているイメージです。残酷すぎるということで却下されたコマもありますが、ほぼ、希望通りにでき上がりました。リアルも8頭身もなくて心配しましたが、先方からOKいただいて、一安心。
これ、本当に、ゲームセンターに入るんでしょうか…。
今までの仕事も紹介していきたいのですが、となりの部屋でグズグズ泣き始めた子がいるのでこのへんで。
2006年12月07日
ドコカの国にようこそ!

昨日は、図書館で懐かしい本を借りてきました。
私の住んでいる地区の図書館は、森の中にあって、リスが木をのぼっていたり、ヘビ、タヌキもいるそうです。森の中で、じっと空を見上げているおじさんがいたので、その方向を見てみますと、巨大なスズメバチの巣が、おいてけぼりをくらったおばあさんの風呂敷のように、樫の木のてっぺんにぶらさがっていました。
借りてきた本は、「ドコカの国にようこそ!」「ビビを見た」どちらも、大海赫(おおうみ あかし)さんの書かれた本です。
読んだのは確か小学生の頃。家の本棚にありました。この本が、自分の作風に大きく影響してしまったことは間違いありません。「ドコカ」の方は、片目のつぶれた髪の長い人形の絵だけが鮮明に記憶に残っていて、早速開いて確認しましたが、今でも本当に怖く、ドキドキする斬新な絵です。「ビビ」の方は、今回初めて読みましたが、血で染まった大根の描写など、大人が読んでも十分トラウマになるでしょう。
思い返すと、幼い頃に読んで楽しかったもの、の中には、きれいで優しいお話よりも、怖くて少し胸がキュっとするようなものが多くあったような気がします。そういう本は、読みたくないのにまた本棚から持ってきてしまう、という魔力を持っているのです。そして子どもはそういった魔力に取りつかれやすい。
作者の大海さんは、現在では「リサイクルショップ魔女」を経営しているそうです。看板も大海タッチの手描きで、一体中では何が売っているのか…大変興味をそそられます。「よろしく!私は魔術師です」で始まる素敵なホームページをぜひごらんください。
大海赫のレインボーワールド
大海さんの本は、他にも「あくまびんニコニコーラ」「メキメキえんぴつ」など、タイトルを聞いただけで、幼い子なら泣き出しそうなものばかり。私自身も、夜布団に横になると、メキメキえんぴつ、という言葉が頭をぐるぐる回り出して、とても困っています。カタカナとひらがなの組み合わせが絶妙なのです。東京ハイジ、も、漢字とカタカナを意識的に組み合わせましたが、確かに外人さんにカタカナがかっこいいと思われるのもうなずける気がします。カタカナって、宇宙語を連想させますよね。
自分の娘にも、ぜひ読ませてあげたい本たちです。いえ、読ませる、のではなく、本棚の片隅にこっそりと置いておきましょう。生活の随所に、トラウマをひそやかに忍ばせておくのは、親の勤めですから。
それでは、これから珍しく仕事の打ち合わせなのでこのへんで。
2006年12月05日
blogを更新しよう

今日から、新たな気持ちで、ワカバターを再開させたいと思います。
絵を描く時は、頭をほとんど使わないのですけれども、文章を書くというのは、私にとってはとても骨を折ること。特に公開日記というのには、いまだに慣れることができません。何年も前からやっていることなんですけど…かみ切れない肉を、まだくちゃくちゃ、もごもご、とやっているような感じです。
実は、全然別の場所で、blogをつけていたりするのですが、そこは全て未公開になっていまして、ときどき読み返してはぞっとしています。いえ、ぞっとしているというよりは…ひゃぁっていう感じでしょうか。
ですが、今年の目標は、「頭で考えずに体で実行。人の意見には耳を傾けない(私はいつも耳を傾けすぎて失敗するのです、つまり流されやすい)」に決めましたので、さぁ、始めよう、というわけです。まぁ、始めたのがこうして、暮れの12月になってしまったわけですが…
「頭で考えず」に綴っていきますので、助動詞や助詞、主語や述語がとんちんかんになってしまっても、どうか想像力で補って読んでいただければと思います。
なんとか続けて更新できるように努力します。
夜、子どもが寝静まってからが自分の時間なのですが、寝静まる、ということがほとんどない1歳半。夜泣きの合間に少しでも更新できるといいなと思っています。おっぱいが取り外し可能ならば、「はいネンネよー」と言いながら、まくらの横にふたつ、いつでも飲めるように添えることもできるのでしょうけど。
とはいえ、かわいい寝顔を見ながらぴったり抱っこしてあげられるように、神様がこの体を作ったんだろうと思います。
さてさて今日はこれから図書館に行ってきますので、このへんで。
