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2005年09月05日

お姫さまのオナラ

bupa.gif

我が家で飼い始めたコブタ姫が
かなりビッグなオナラをこくので、今日はオナラ考察にしよう。

さてと。オナラに関して言いたいことは山ほどある。山ほどね!
私の人生、オナラとともにあり、これ大げさじゃありません。

まず、なんで?なんで人前でオナラするのが恥ずかしいことになっちゃったの?
縄文時代から?いや、平安時代からかな…十二単に匂いこもるもんね。
日本だけ?
もっとオナラに寛大な部族もいるでしょうに。
いや、むしろ、オナラの音に神のお告げを聞く集団だって
この世のどっかにはいるでしょ?

あぁ。私そんな国に生まれたかったの。

小さい頃、私は異常にオナラが出る体質でした。
病気か!?って思うぐらい。
そこで、早速、私専用の「屁屋」が用意され、
お食事中にもよおしたときに、その小部屋におしりだけつきだして
プースカしたもんです。
音をごまかすために「ごめんなさい、さよおなら」と同時に言うのが
習わしでした。

修学旅行がある年には、もう何ヶ月もまえから
オナラのことばっかり心配し始める。
夜、みんなのピロートークが終了した後も
寝たら出るかも、という恐怖のため、目をギンギンにあけていた。
(部屋をぬけでて、ロビーでひとりソファに横になったこともある)
そんなこったから、最終日には顔が青ざめ、
あぁ家に戻りたい、ひとりになりたいと心の中で叫んでいた。

デートでもあろうもんならもう大変。
半日もたつともう頭のなかはオナラのことでいっぱいだ。
早く帰りたい…帰って…したい!
目はうつろになり、話も上の空。脂汗もでてくる。
ほとんど逃げ去るようにその場を後にするのだった。

大人になってからはむしろあきらめムードで、
仕事場の営業さんの前で
気の緩みから「フスー」と出てしまったりして。
「ありゃ、オナラでた」でテヘっと笑えるまでに成長したのですけどね…。

それでもやっぱり、
いろんな場面で、いろんな方法で我慢している。
オナラを恥とする文化のため、女子であるため、
あぁ、もうそれは拷問に近いんです。

でも、そう、うちで飼い始めたコブタ姫は
部屋中にひびきわたる見事な音量でぶっぱなすのだ。
ビブラートがぴりっと効いた、ブラボーなやつを。
そしてそのあとは、恥ずかしがるでもなく、
非常にすがすがしい顔で、ほぉ…っとタメイキをつくのだ。
見てるこっちまで気持ち良くなるんである。

人間のあるべき姿ってこっちじゃないの?

くしゃみした後に「ゴッドブレスユー!」って言うように、
オナラの後にもそういう決まり文句作っておけば
恥ずかしくないんじゃなくて?

…だめ?


※BGM「お姫さまのオナラ」 ササキトモコ作詩作曲


投稿者 wakaba : 2005年09月05日 16:11

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